アルコールパッチテストを自分でやってみました
アルコールパッチテストを実際にやりました。 僕自身で一番良い方法を紹介します。
その結果を先に報告すると、僕はどうやらお酒に弱いという結果でした。確かに夏場はビール1杯では顔が真っ赤にはなりませんが、冬場は真っ赤になります。当たってますね。
アルコールパッチテストの簡単なやり方
市販の除菌用アルコールを使いました。
いろいろ試した結果、セロテープを直接肌の白い部分に貼り付け、そこにアルコールを塗布するといいです。
ガーゼ系の絆創膏や綿棒だと、アルコールが染みこんでしまい、うまくテストできないため、この方法がベターじゃないかなと思います。
肌にアルコールがしっかり染みていますね。
待つ事7分。数分で赤くなってきた(笑)
みごと赤くなってましたね。
って事はお酒に弱い体質なんですね。 僕は酒に強くなれないのです・・・・・。
写真のごとくの部分(肌の白い部分)でテストするのが大事です。 日焼けしにくい部分なので変化がわかりますよね。
大体7分ではがして見ますが、何も変化が無くてもしばらくすると赤くなる場合は、酒に弱い体質です。
7分もしないで赤く変化したら、全然飲めない体質なんです。 僕はテスト中に赤くなって来ました。
だからかなり弱いようです。全くダメかな・・・・。
酒を分解する酵素の一つで、ALDH2というのがあります。 この酵素の働きがよくない人が日本では4割位いるらしいです。
日本人の半数弱が酒が飲めないという事ですね。
アルコールパッチテストの原理とは
皮膚にはカタラーゼという酵素があるのですが、それがアルコールで酸化されます。その結果アセトアルデヒドが生成されるのですが、ALDH2の活性が低い(アセトアルデヒド処理能力が低い)人はアセトアルデヒドにより毛細血管が広がります。その結果皮膚が赤くなるんですね。
変化しない人はアセトアルデヒドを処理している、すなわちALDH2の活性が高いため、お酒に強い人ってことです。
皮膚での変化は肝臓でも同様とみなされ、皮膚にてのパッチテストは有用であるということでこのアルコールでが用いられています。
ちなみにアルコールパッチテストのキットが売っています。
こちらのほうがより鮮明にクッキリ体質が分かりそうです。
アルコールパッチテストの信憑性は?
自分の家でやってもそれは信憑性があるのか?が気になりますね。
もちろん100パーセントの完璧な判断が下されるものではないのですが、それなりに高確率で判断はできます。弱いものは弱い、強いものは強いということです。
大学の研究資料が公開されておりました。→宇都宮大学、獨協医科大学、宮城教育大学の資料
かなり文字数が多いため結論をまとめますと、
- 8割はアルコールパッチテストの判定と、聞き取りアンケートなどから一致した
- 季節や個人差などの影響が少なからずある
つまりある程度は自分で可視化して、自分の体質を知ることができる良いテストであるでしょう。
また、
年齢や温度等の条件で影響を受けることも知られています。
この厚労省のサイトでも、同様に個人差、環境差について記載がありますね。